万歳からのぞきからくりまで 狂言師が実演する放浪芸

2006 6/25 好きな芸人

今週はエンタがお休みでした。
とゆー事で今回は最近僕が一番注目している芸人について。

今一番注目してる芸人、それはバナナマンです。
世間一般から見れば、今さらって感じがしないでもないでしょうが、
ホンマに実力あるなぁと思います。

この人達は漫才ではなくコントなのですが、
コントでここまで面白いと思わせてくれるコンビはなかなかいません。
きっかけは「落下女」というコント番組だったのですが、
そっからハマって色々とDVDを借りて見ました。

これは僕かライブのビデオばかり見ているからかも知れませんが、
彼らのコントはあまり次々と笑いを爆発させるというタイプではありません。
それよりはむしろ演劇の中の笑いに近い。
実際、笑いよりむしろストーリー性に重点を置いているのでは?と思えるようなコントがいくつもあります。

しかしこれを見てハッとさせられました。
僕は昔学生時代に演劇をやってましたが、その中で笑いというのは必ず入ってくる要素です。しかしながらそれはほとんど個人の力量とキャラクターに任せられていた。
笑いの部分を真剣に演出をつける事なんてほとんどなかった様に思います。

でもこれって逆もありなんですよね。
つまり、コントに芝居を持ち込む。
今は次々と笑わせるタイプの芸が全盛ですから、
確かにそれはリスクのある試みかも知れませんが、
これはこれで非常に面白い。
皆が笑いを取る事だけを考えてる風潮なので、
逆に目立つんですよね。

しかしこのコンビは、多分そういう風潮とかを考えてやってるわけではないと思います。
実際、今のお笑いブームが来る前から同じようなコントをやってますから。
でも、どちらにせよこれは強いと思います。
今後とも応援していきたいコンビです。

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