2022年6月23日
今年の1月に万歳サミットの記事をあげて以来、
ずっと気にはなっていましたが、小沢昭一さんがお亡くなりになりました。
ある意味私の人生に一番影響を及ぼしたともいえる方でした。
高校時代、この方の著作物に出会わなければ、
今万歳やのぞきからくり、阿呆陀羅経など諸々の放浪芸を実演する事もなかったし、
それに付随する多くの大切な出会いもなかったと思います。
小沢さんの放浪芸に対するお仕事はほぼ完結していて、
放浪芸自体止まった、あるいは速度の差こそあれ消滅に向かう芸能である以上、
それらをすくい上げる活動と言うのは、ほとんど余地がないと思っています。
だから、自分が小沢さんの代わりに放浪芸を訪ね歩いて!みたいなのはちょっと違って、
小沢さんが残された物をどう受け止めるか、という事を考えています。
もう既に材料は目の前に揃っている状態。そんなイメージです。