大人の高級紙芝居!?
のぞきからくりと言うのは、昔の縁日や祭りで出されていた屋台の一つです。
大きな屋台を組み、前面にはのぞき穴が多数付いている。両脇には男女がおり、竹をバシバシと叩きながら節を唸り、それに合わせて中の絵を変えていく。
中の絵はレンズの効果とそれ自体に施された細工(羽子板の立体的な縫い物のようなもの)により、立体的に見える。
レンズは特殊な技術で作られており、現在の日本の技術では再現不可能。
演目は「地獄極楽」のような普遍的なものから、「金色夜叉」といったストーリーもの、またどこかで火山の噴火や地震があれば、それを元にした時事ネタが作られたりもしたようです。
現存するのぞきからくり
失われたのぞきからくり
レプリカ
新しい息吹