万歳からのぞきからくりまで 狂言師が実演する放浪芸

キャラクターについて

エンタを見ていて思うのは、色モノぞろいって事ですよね。

エンタのキャラというのは、基本的にはスタッフが考えて、それを芸人が演じているという形式です。
キャラが濃いという事は、インパクトが強いという事なので、お客に覚えてもらいやすいわけです。しかも瞬発力が非常に大きいので、一気にブレイクできる可能性も秘めている。
例えば波多陽区。これは一気にブレイクしましたね。
音ネタ+あるあるネタ+インパクトのあるキャラ、というブレイクする要素を兼ね備えていました。

さて、ここで少し昔を振り返ってみると、今エンタで見かけるようなキャラクターは、昔は1人の芸人が、1つのコーナーの中で演じていたものなんですよね。ひょうきん族が良い例でしょうか。あれには色んなキャラクターが出てきました。
それを、今は1人の芸人がそのキャラだけでやってるわけです。
こうなると当然、「飽きられる」という事が待っています。

でも、今の芸人の飽和状態を考えると、何よりもまず、その他大勢から抜け出す事が大事なわけで、その後の事はその後考えればいい!って事になるのも無理はないですね。

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